心残り2つ。

3連休だ~。

珍しく手帳にどうでもいい予定を書いて、土曜は映画、日曜は美術館だー、月曜は

余裕を見せてちょっと仕事しちゃおうっかな(やっておくと心の軽さが全然違う)

などと思って金曜は寝た。

 

桜木町の上映場は駅近だし、さすがに迷うまい。上映時間チェック・・・・

終了23:55。

 

ば〇でしょ。帰れんじゃないか。

年齢層考えてるのか。いい分別をいやでも身に着けつつあるおっさんおばさんが

見るんだぞこの映画。

いやでも、車で来るのかなあ。しゃーない、新宿までいくか。

 

映画は大変たのしゅうございました。某魚クソとかいうバンドのメンバーさんが

インタビューされている時だけ若干ブーイングがありましたが。

僕はどうでもよかったけど、確かに浅薄だったわ。

 

そのまま興奮してるもんだから、日曜起きたら10時。洗濯してうっかり寝たらもう

夜。ひどい1日だ。洗濯しただけましか。

 

月曜はなんとか午前にはお参りに。珍しくパワースポット的な力を

鳥居をくぐるときに感じた。また明日から頑張ろう。

 

メインイベントの竹久夢二上村一夫展はかなり人だかり。上村一夫

娘さんがたまたま解説会を開く日だったらしい。大変ラッキー。いきなり

ご利益があった。

 

実はちゃんと読んだことはなかったのだけど、予想よりきつい話が

多いんだなあという印象。想像通り小さかったけど、非常に愛情の

こもった展示なのが伝わってきて楽しかった。

関係者風の(たぶんたいして関係してない)おっさんがしれっと写真撮ってて

マイナス気分。学芸員も一言注意しろよな。

 

まあでも根津まで来たかいがあった。

 

https://www.instagram.com/p/BAYq3hbFbZD/

撮影OKということで。

いつも職場で、ひもじい思いをしている僕に缶詰などを下さる先生に

お土産と、年賀状を下さった方々への絵葉書を買う。もう年賀、って

時期じゃないしね。

早く書かなきゃ。これが心残り1つ(ブログ書く前にやれってな)。

 

帰り道を確認したら、もう東大の目の前。なんだよ本郷三丁目から

歩いても知れてた。

まあいいけど。

(根津はよく言えば昔の風情の残す町、悪く言うと交通の便が結構悪い)

 

 4時半ごろ、千駄ヶ谷到着。

将棋ファンにとって千駄ヶ谷につく=将棋会館に行くのである。

 

最初調子よくて4連勝。1級の僕は8連勝、もしくは13勝2敗しないと上がれない。

しかし目指すはそこではない。6連勝の景品である駒石鹸である。

王将の刻印があり、たぶん石鹸としての性能は石鹸レベル最低ランクだと思うのだが、

いつもこれを目標にして指す。(ただし来るのは相当久しぶりだなあ)

もうなくなりそうなのである。石鹸。

 

ところがこっから雑に指して負け、次も必勝を落とし負け、その次は角落ちという

きついハンデを負って、結構いいところまでいくもこちらの辛抱が足りずまた負け。

 

もう帰ってもいいのだが、次来た時に連勝が引き継がれるので、できればいい成績で

終わっておきたいのである。まだ6時くらいだったかなあ。

 

小学生があらかたいなくなると、周りは有段者のおじさんばかりになるので、

そうなると勝ちが見込みづらい。相手が駒を落としてくれるのだけど、こっちが

そのハンデをうまくつけないのである。

剣道をやっていた人ならわかると思うのだが、

練習の一つである切り返しの時、相手にいきなり竹刀を引かれるとうまく

面に竹刀が当たらない感じ、あんな感じなのである。

うん、絶対伝わらないと思って書いた。

 

まだ手合い(対局)付きますか~とぼそっと聞いたら、もしよかったらなんですけど~

と言われて6枚落ちをした。こちらが飛車角桂香を落とす。

相手は女性である。手合い表(成績表)見たら、それはもう

ちょっと数えられないくらい指してる。すげーよ。

こっちはGood morning cafeで飯食って満足して、千駄ヶ谷まで来て

指さずに帰ろうかと思ってたくらいなのに。素晴らしい。

 

将棋知らない方に言うと、6枚落ちは相当なハンデである。野球だとどのくらいだろ、

3回表で7点差くらい、もっとかなあ。そのハンデひっくりかえせるもんね。

11点くらいかな。

 

でも正式な成績に入る、というので本気出さざるを得ないのである。そして

本気出さないと失礼なのである。米長理論なのである。(面倒なので省略)

それにしてもなあ。できれば成績に入れたくないなあ。「いい勝負」は

しなくていいと思うんだ。「いかに勝ってもらうか」だと思うんだ。

勝ってこそ「ああ、こういう感じなんだ」が伝わるのがいいと思うんだ。

 

しかしな~。こういう時に限って勝っちゃうんだなあ。

終わってから、いろいろああしたら、こうしたら、って必死に伝えた

つもりだけど、やるせないっすよ。だってこれで将棋やだーってなったら

どうすんの?

別に僕も級位者だし、そんなえらくもないんだけど、どうしたらよかった

かな~って。

 

そのあとその女性帰って行かれた。

うーんもっと仲良くしたかった。(そっちかよ!いやまあそれもちょっとね)

 

釈然としないまま、知り合いの中学生を切って捨てて、3連勝締めして帰った。

そんな心残りの月曜祝日。

 

年賀状書きます。それでは。